動きの評価 RS
FMS(ファンクショナルムーブメントスクリーン)の七つのうちの一つを簡単に紹介していこうと思います。
七つの動作におけるに対する※スクリーニングです。
運動をする上で、傷害のリスクや機能不全や疼痛を持っているかどうかを判別することができる簡単な運動テストをします。
今回は RS ロータリースタビリティーを ざっくり紹介します.
主に股関節と肩関節また体幹部の安定性(スタビリティー)を確認する作業です。
やり方です。
①四つん這いになります。
②同側または対側の手足を伸ばします。
③伸ばした手足を縮めて、肘と膝をタッチさせ元に戻ります。
やり方は以上です。
実際にやってみました。
対側でのRSは簡単にできると思いますが、同側でのRSは難しいと思います。
この動作を上達するためのコツとしては、
止めるべき場所は止めて、動かすべき場所は動かすことです。
四つん這いでは手と足で4点、地面と設置しておりますが、
RS中は2点になるので、その2点がしっかりと安定していなければ、
その上での動作は、ぐらぐらとしてしまい安定しません。
なので、膝支点での股関節と肩関節の安定性、それを繋げる体幹部が必須になります。
おそらくですが、多くの人で左右差もありますので、
右のクロスは簡単にできるけど、左はクロスはできないという方がいると思います。
左右差をすごく単純に考えると、
そちら側の股関節または肩関節の安定性が弱いということになります。
あくまでも、このRSのテストは動作の評価と確認の作業なので、
RSの実施直後に安定性を高めるようなエクササイズをして、
再実施して、「はい!うまくできるようになりましたね!」
というものではないです。
しかしながら、FMSの動作がうまくできない人は、うまくできる人よりもケガのリスクが高いので、できたほうがいいかなと思います。
日ごろからこのRSの動きをおこなっているだけで、
RSでの身体の能力は高まりますので、
是非、同側でのRSをできるように練習してみてください。
また、近いうちに股関節や肩関節の安定性を高めるエクササイズを紹介します。
ウエイトを使った筋トレだけではなく、それらエクササイズで身体を変えるのも、
一つのボディメイクではないかと思います。
では、また。